2024年にはハガキの値段が85円に値上がりして、以前のように気軽にDMやイベントの案内状をだせなっている昨今ですが、LINEやメールの案内にくらべて、「気持ちや「心」を伝えるには、手に取ることのできるはがきの効果は絶大です。

以下にその重要性をまとめてみました。

案内ハガキ(案内状・招待状)の重要性

1. パーソナルなつながりを強化できる

はがきは、LINEやメールなどのデジタルな告知に比べて「個別に届けられる」印象が強く、受け取る側にとって特別感があります。手元に残りやすく、記憶にも残りやすいため、送り手との関係性を深める効果があります。

2. 視覚的なインパクトがある

紙媒体は、デザインや質感、色合いなどで視覚的な訴求力が高く、作品やイベントの雰囲気を直接伝えることができます。特にアートやデザイン関連の案内では、作品そのものを伝える手段としてはがきが有効です。

3. デジタル疲れへの対応

現代ではメールやSNSの通知があふれており、情報に埋もれてしまうことが多いですが、はがきは物理的に届くため、注意を引きやすく、確実に見てもらえる可能性が高いです。

4. 継続的な信頼感とプロフェッショナリズムの演出

定期的に丁寧な案内を郵送してくれる作家・主催者は、真摯な姿勢が伝わり、受け手に安心感や信頼を与えます。これは長期的な関係づくりにとって非常に重要です。

5. コレクションされやすい

特にアート関連の案内はがきは、作品の一部のように捉えられ、ファンによって保管されたり飾られたりすることがあります。これは継続的なブランディングにもつながります。

最後に

料金の値上がりは確かに経費として無視できませんが、上記のような「印象づけ」「関係構築」「作品の表現力強化」といった面で、コストに見合う価値があるといえます。